第82回全国学校歯科保健研究大会
2019.02.02 21:17 更新



第82回全国学校歯科保健研究大会が平成30年12月6日(木)~7日(金)、沖縄コンベンションセンターにて行われました。

沖縄県立南風原(はえばる)高等学校郷土芸能部による沖縄の伝統的な舞踊で華やかに開会後、全日本学校歯科保健優良校が表彰されました。
同時にコンベンションセンターの別会場ではポスター発表が行われました。27のポスターの他、優良校7校のポスター発表もあり、盛況でした。

表彰式の後、「児童生徒が身につける長寿の秘訣」という演題で首都大学東京 名誉教授 星 旦二氏による基調講演がありました。
なかなかユニークなお話で会場は笑いが絶えませんでした。健康長寿には何が大事かを時には常識を覆すような内容や手厳しいご意見も交えながらのお話には知らず知らずのうちに引き込まれました。

その後のシンポジウムのテーマは「学校歯科保健活動の持つ教育力を考える」、座長は明海大学 学長 安井 利一先生、シンポジストは佐世保市小学校の教諭、宮古島でクリニックを開業されている院長先生、沖縄教育庁保健体育課の方の3名によりそれぞれの立場で実践していらっしゃる保健活動の報告とそれがどのように活かされているかの発表で大変参考になりました。



シンポジウム終了後、会場を変え懇親会です。全国各地から学校歯科医が集まり、沖縄料理を堪能しつつ、親交を深めました。

2日目は領域別研究協議会が行われ、幼稚園・認定こども園・保育所部会、小学校部会、中学校部会、高等学校部会、特別支援教育部会に分かれ、各々自分の担当校の部会にて盛んに意見交換をし研鑽を積みました。

今年度からポスター発表も表彰されることになりその表彰式が執り行われました。
大会会長賞、沖縄県歯科医師会会長賞、審査員特別賞のうち、東京都学校歯科医会が沖縄県歯科医師会会長賞を受賞されました。
来年の開催地、山口県での再会を約束して無事閉会、沖縄県歯科医師会 副会長 米須 敦子先生の辞で終了となりました。

(文責 山室直子)
 
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